独立事象(確率論的独立性)について
ギャンブルで勝負する上で「独立事象」(確率論的独立性)の考え方についても知っておく必要があります。
〜独立事象とは〜
2つの事象が独立といった場合は、片方の事象が起きたことが分かっても、もう片方の事象の起きる確率が変化しないことを意味する。
※ウィキペディア(確率論的独立性)より引用
これを例えば「ルーレットの出目」に当てはめてみると
「ルーレットの出目は常に独立している」(つまり過去の出目とは関係がない)
という原則が存在します。
ルーレットの数字は赤が18個、黒が18個。
「ゼロ」を除いて考えた場合、「赤」が出る確率は50%、「黒」が出る確率も50%です。
ここまではいいとして、
あるとき「赤」が5回連続して出現したとします。
この時、下記の様に考える人も多いと思います。
次に赤がくれば6回連続だな。
赤が6連続する確率は 1/2 * 1/2 * 1/2 * 1/2 * 1/2 * 1/2 = 1/64、たったの1.5%しかない。
だから次は黒の確率が高い!
しかしこの考えは間違えです。
実際は独立事象の原則があるため、
いくら「赤」が連続しても、次に「黒」が出る確率はやはり1/2(50%)なのです。
つまり
- 赤が連続し始めぞ。赤の流れだ
- 黒が7回も連続した。いいかげん次は赤だ
といった過去からの推測は、基本的には確率上の根拠はないと言えます。
ギャンブルにはこの「独立事象の原理原則」があることは覚えておいた方がよいかもしれません。
しかしギャンブラーは独立事象なんか気にしない
一方、これを分かった上で、独立事象などは深く考えないというのも1つの手です。
しかし実際にプレイする上で、やみくもに賭けるよりは、過去の出目でも見ながら予想した方が楽しめるのも事実で。。
過去の結果を研究して予測していくプロセスは、むしろギャンブルの醍醐味ともいえます。
またギャンブルには不思議と「流れ」というものがあり、赤ばかり続く流れ、バンカーがやたら強い流れ(バカラ)、とにかく全然勝てない流れ、などなど、、
流れを読んで大きく張るのもまたギャンルの楽しさです。
だから「過去の出目を見るのは全く意味が無い」とは言い切れず、私自身は流れ(も出目も)重視して勝負しています。
(→関連記事「リズムが流れを読んでBETするのは有効か?」)