フレンチルーレットのアンプリゾンルール
世界の主流から少し外れているのがフレンチルーレットです。
現在ランドカジノではほとんど見かけることはないと言われていますが、還元率97.3%はアメリカンルーレットと比べてプレイヤーに有利です。
フレンチルーレットには「アンプリゾンルール」(En Prison Rule)という特殊ルールがあり、少しややこしいですが、これが還元率をさらにプレイヤー有利にしています。
アンプリゾンルールとは?
アンプリゾンルール(En Prison Rule)はフレンチ系ルーレットだけに存在する特殊なルールです。
これはイーブンベットの勝負でゼロに入って負けた場合、
- 賭け金が保留となる(アンプリゾン)
- 賭け金の半分が戻る(サレンダー)
のいずれかが適用されるルールです。
(どちらにするかを選択できるカジノもあれば、選択できないカジノもあります)
アンプリゾン
賭け金は保留となり、もう一度ルーレットが回されます。黒に賭けていた場合は次も黒に賭けられ、もし当たればチップはそのまま返却されます。
サレンダー
賭け金の半分は没収となりますが、半分は戻ってきます。
尚、ワイルドジャングルカジノなどマイクロゲーミング系のフレンチルーレットでは、「La Partage ルール」という名称で呼ばれ、無条件でサレンダーの方が適用されます。
La Partage ルール
La Partage のルールを使ったゲーム。このルールではスピンの結果がゼロの場合、配当が1対1のベットに対してはその半額だけを失います。
つまりいずれにしろ、イーブンベットを行って、それが外れた場合に
全てチップ没収ではなく、何らかの救済処置があるということです。
「プレイヤーに有利」というのうはそれが理由です。
このアンプリゾンルールがあることで、フレンチルーレットでイーブンベットをした場合、その還元率は97.3%ではなく98.6%まで上がります。
「赤への1点勝負」といった賭け方が好きな人は、積極的にフレンチルーレットでプレイするとよいでしょう。還元率の違いは長期収支に大きく影響します。